第163回【8月11日(土)活動報告】
(参加者) 一般 9名 太田医療技術専門学校 28名 スタッフ 5名

岡山県倉敷市真備町へ西日本豪雨災害ボランティアとして活動してきました。
ボランティアセンターに事前受付をしておきグループ分けをしてあったこともあり受け付け後スムーズに活動場所のある宮田橋北サテライトへ移動できました。
サテライトは被災前はコンビニだった場所で決壊した河川のすぐ側。サテライト前の鉄道高架下には、たくさんの水害に遭われた家財道具等が山のように置かれており約3キロほどそのような状態が続いていてその量に圧倒されその先にある中学校の校庭にも置ききれないほどの廃棄物が廃棄場所として集められていました。

サテライトの方より各リーダーに詳細を説明し頂き、必要な道具を持って歩いて各活動場所へ移動し、作業は、ご依頼主さんと話し合いながらグループごとの行う活動となりました。
河川から直線で1キロ弱の住宅だったこともあり活動場所は、河川の氾濫後すぐに床上浸水になり朝までには2階の部屋の半分くらいのところまで浸水し、2階の窓からボートによって避難をしたとのことでした。

6グループに分かれての作業で壁や床板剥がし、家屋内の濡れて使えなくなったものの排出、廃棄。ビデオテープやDVD等の洗浄・整理作業でした。作業を行わせて頂いた地ほぼ全部が被災されていて壁、天井、床板を剥がして窓を開けて乾燥させている家が多く見られましたが暑さと湿気で柱や梁にはカビも出ている状態でした。中にはそのままの倒壊した家屋もありテレビで見る光景そのままの状況を目の当たりにしました。水害が起こらなければ普通の生活をしていた場所がひとつの災害で生活を一変させてしまうことを感じさせられました。

今回は夏休みと言うこともあり参加者の多くは学生の参加で災害ボランティアをするのが初めての方が多く心配されることも多々ありましたが20分に1度10分の休憩を挟みながら作業をして熱中症になる参加者もなく無事に作業を終了することができました。
参加者の多くは今回のボランティアバスで災害ボランティアとして活動したことが今後に繋がり参加し実際の被災された場所で自分で見て聞いて感じたことを自分で家族や友人等に伝えたいという意見が多数の参加された方より聞かれました。

*活動写真は現地にて了解を得た写真を使わせて頂きました。

 

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