2015/9/26 炊き出し支援レポート



9月26日、災害ボランティアネットワーク桐生の方の炊き出しボラサポート及び視察に(災害支援チーム K-net 田村)同行して参りました。
★炊き出し内容 炊き込みご飯 約400パック 豚汁約400杯 昼食150食、夕食250食
常総市水海道ボラセンターの200 mほど北側で拠点を置き、前々日からカットしてある準備した、食材を調理始めました。
ライフラインの水道が、二日前に復旧したそうです。但し、ポリタンク20 ㍑入り10本持ち込みました。
今回、現地入りしているNPO 連絡会で、各配給数量、自治会長さんとの調整があり、ニーズ要請から今回の炊き出しボランティアに、かけつけました。
9:00に現地到着して、バスより炊き出し道具を降ろしてから昼食分 150食を調理11:00には 調理終了。
詳細は、炊き込みご飯はパックに詰め、お漬物を添え、150パック完了。豚汁は、保冷保温コンテナへビニール袋をかぶせ、さらに保湿フィルムを2枚重ねて、具沢山の豚汁を移し替えセット完了。
これを、連携先団体の運搬車で、移動しました。移動先は、十花町 仲新田公民館へ、そちらには、市議会議員、連携先団体の方が詰めておりました。
支援物資をそちらで配給していた様子、配給されているパンおにぎりもそちらにありました。私が石巻の避難所で見られていた配給を思い出しました。
災害にあってから2週間、避難所ではなく、復旧へと自らの手でされている住宅街であて避難所から帰宅されている方へこの公民館などで物資、食事配給をしているようでした。周辺は、稲田が多い地域であり、かなり見通しが良い道路がある。住宅の壁面を観察すると、道路地面より、1.8m~2mのところへ浸水跡がありました。
公民館ももちろん水害にあっており、畳は移動され、床板ははがされていましたが、泥出しはされていない状態での段ボール数箱を縁側におき、物資を広げている状態でした。
簡易テントの下で、テーブルがあり、炊き出しの食事を並べてお昼と同時にプラ容器に豚汁を、並んだ住民の方に『何名ですか?』と聞きながら、配膳していきました。公民館へは、車で来る方、自転車で来る方様々で、今回の汁物容器を物資配布で不要になった段ボールを盆代わりにして4~6名世帯の方(比較的多く、逆におひとりの方は少ないように思えた)へプラ容器にラップをかけてお渡しできました。
公民館からの持ち帰りには、汁物プラ容器には不便で、先方方には失礼ですが、鍋はあります?の問いかけに”まだ泥をかぶった状態””調理はできていない”などの声があり、その1でも話しましたが、水道が復旧したばかり、調理に至っていないことも認識できました。
『できるのは、ポットでお湯を沸かすくらいか、LPガスボンベは、流された。コンロも浸水利用できずの状態。』そのような声もお伺いできました。
まだまだ、元の生活まで復旧するには、ニーズが多数あり、何から手を付けるべきか、どのようにすべきかと戸惑っていそうな方も、声数少ないように感じ取れました。
顔見知りの方がいれば、安堵の声がけが行われていました。
事前に区長さんとの調整をしていたおかげでこの地域で数量を把握しマッチングできて、この地域で初めての温かい食料を配布できました。
災害で不要になった家財道具の一時仮集積所も隣にありましたが、一次、仮置き場がいっぱいの為、機械を利用し、仮集積所ゴミを運搬し再利用できる状態へされていました。
今回、常総市へ入って防災無線で放送されていた内容は、訪問リフォーム悪徳業者詐欺注意勧告、罹災証明の説明会のご案内、被災者用浴場の利用のご案内が、繰り返し放送されていました。豪雨時での防災無線の聞こえは、大変難しいと率直に思いました。
2時間ほどそちらで配給できる予定でいましたが、足数は少なく残っていたため、議員さんが機転を利かし安全安心課の方へ連絡し防災無線で、スポット的に地域炊き出しの放送を依頼。数分後放送されていました。
最後に、2:00近くになり少量の杯食があり、議員さんが、軽トラックへ積み込み聞いて回っていただけるそうなので、気丈にふるまっていただいた区長さん市議さんにお礼の言葉と励ましの言葉を交わし、昼食150食用意した昼食配布場所を後にしました。
夕飯250食について 昼食より100食増えることでもありましたが、チーム半分に分かれていたため、即座に調理、汁物は煮込みへ素早く進みました。
煮込みへ入ったあと休憩を取りながら、周辺を散策、土地勘もない中で歩くと被害にあわれていない水街道ボランティアセンターがありました。少し状況をお聞きしようと、センターの方に迷惑にならぬよう近づくと、全国各地からの社協さんのベストを着た方たちが運営をされていました。
茨城県社協(NPO団体が多く連携されているそうです)と常総市社協が立ち上げましたボラセンがあり、市側としても6か所の水街道地区は被害にあわれている中で一番南側としての場所だそうです。
北から石下地区 中妻地区 水海道地区 です。他にも小ボラセンを立ち上げている。6か所と把握している。
3つがメインで稼働し、他3か所は、縮小傾向で閉じる方へ進んでいるそうです。
NPO連絡会 コモンズが中心となるボラセンをネットで確認しているし、SNS上で広められている現状を踏まえると、個人ボランティアや泥出し目的は、市災害ボラセンへ、その他炊き出しや様々なニーズに対応できる団体はNPO系のボラセンで対応する方がベストかなと考えられた。
さて、炊き出し拠点周辺の状況は、橋脇の場所で橋の高さと同等の場所です。そこから、数件道路と共に下っている地域でした。昼食と同じくパック詰めから、調理準備し、事前に地域内に炊き出しの開催チラシを配っている形で、配給時間記載しており、車で取りに来られる方、徒歩で来られる方がいらっしゃいました。
車で数分たてば、被害にあわれていないこともあり、日常の生活環境がある中でチラシをまいても250食用意した数は、中々はけずにいました。
建物内での食事をとって行かれる方も少なく、汁物の運びがとても苦労される中持ち帰る方が多い印象でした。
橋の廻りは、普段散歩コースなので犬を散歩されている方が立ち止まり炊き出しをしていることに気付いたり、
隣の家の一人暮らしの方に持っていくなど、助け合いの姿が見られました。
拠点を運営されているボランティア団体に、残りすべての食事を託して、18:30に帰路につきました。
最後に、被害等数1万棟と報道されており、まだまだと認識する方が念の為でしょう。優先順位をつけ、住まうところから、被害が多い地区で多様なニーズをスムーズに対策を練ることが求められた印象でした。
グーグルMAPの車は、地域周辺各所を撮影して、約2カ月後に更新されるそうです。ストリートビューです。よろしくお願いします。
今回、地域の自治会の皆様、様々なボランティア団体を連携し微力ながら活動できたことに対し、関係者の方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
文責:災害支援チーム K-net 田村


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