123回 宮城県本吉郡南三陸町 2013年2月23日(土)

足利工業大学23名(教職員含む) +その他1名

足工大の本年度最後の活動となります。
作業現場は、先週2月16日から引き続き、志津川上の山での、瓦礫の掘り出しと分別です。雪が降る中での作業開始となりました。

「便宜上、瓦礫と呼んでいますが、本来は全て町の人達の生活の一部だったものです」作業前のオリエンテーションでの南三陸町ボランティアセンター現場リーダーの言葉です。

工業大学の学生達という事もあって、掘り出した瓦礫の一つ一つの、元の姿が何であったを気にしていたようです。
そのうち何人かの学生は、土の中から出て来た家電製品の一部や、建物の建材のかけらを手にしながら、背後にある高台を振り返っていました。オリエンテーションでは、津波の高さについて、高台のどの辺りまで、と説明があったからです。

昼近くになると雪は止み、雲の間から太陽が覗く時間もありましたが、寒さはあまり変わりません。それでも黙々と手を動かし体を動かし、14時45分、作業終了。

活動報告を済ませて、南三陸町を出る前、志津川防災対策庁舎へ寄り、献花台に向かって焼香をしました。
お経を上げて頂いたのは、足利工業大学の職員もなさっている、桐生市広沢町宝珠院の御住職です。

今回も寒い1日でしたが、全員一丸となって働いた1日でした。参加してくれた学生さんや教職員の皆様、ありがとうございました。高橋

 


写真をクリックすると大きくなります。












戻る