日中の最高気温が0℃という洟が垂れてても気付かないような凍てつく寒さのなか行われた今回の活動、現場と作業内容は前回(1月19日)と同様ですのでそちらの報告をご覧ください。今回は、参加された皆さんのご感想を紹介いたします。
- ゴミは混ぜれば廃棄物だが分別すれば資源になる、今日はまさにその作業だった。
- 1年ぶりに参加し、志津川病院のような大きな建物や津波で流された車が積み上げられていたのがなくなっていて、だいぶ片付いたという印象を受けたのだが、現場であれほど厚く瓦礫が堆積しているのを見て、まだまだやることがあるのだと感じた。
- かなり寒かったが、皆さんの熱意に励まされながら何とか一日乗り切ることができた。震災から2年近くが経ち瓦礫の風化も激しく、もろくて一見何だか分からなくなってしまっており、一日も早くこの作業が進めばよいと思った。
- 初参加だったが、震災の被害はとても広範囲に及ぶのに、今日のように一区画ずつ一歩一歩地道に復興へ歩んでいかなければならないのだと改めて実感した。
- 2年間ずっと放置されていたものを分別する作業は切なかった。アリーナで瓦礫撤去の求人広告があり、これが今後仕事として成り立っていってしまうのかと思うと、まだまだわれわれのできることがあるような気がする。
- 雪の寒さのなか、仮設住宅に住む人たちのことに思いが及んだ。
- 毛布などが出てくると2年前の生活が思い浮かぶようで、ゴミとして捨ててしまうものでも丁寧に扱いたいような気持ちになった。なかなかゴールが見えず、作業終了後、綺麗に仕上がらなかったと残念に思っていたが、一緒に作業した人が「次の人に託しましょう」と言ってくれて、あぁそうか、自分たちが今日作業したことで明日あの現場に入る人たちに繋げることができたのだと考えると本当にやってよかったと思えた。
- 今回の現場がどういう形で復興していくか楽しみでもあるが、果たして本当に復興していくものなのかという不安も覚えた。今後も手助けとなれるような活動をしていきたい。
- 1年近くこの支援活動に関わっているが、おそらく今日が体力的に一番辛かった。しかし元気がもらえるのでこれからも参加していきたい。
- 桐生へは初めて参加したが、統率の取れたパワフルな作業にやはりすごいと思った。
- どうしても無我夢中に作業してしまうのだが、最後に現地リーダーさんが「道を横断するときには地元の方の車を優先してください」と言ったのを聞き、もっと地元の方の為ということを意識しながら作業すればよかったと反省した。ボランティアバスの数もだんだん減ってきているようだが、ついていく人はまだまだたくさんいると思うので、桐生にはぜひ今後も末永くこの活動を続けてもらいたい。
この他、長い雪道を安全に走行してくださった運転手さんおふたりに対する感謝の言葉が多く聞かれました。
真冬日の活動に、いつものように笑顔で参加してくださった常連の皆さん、勇気をもって初参加してくださった皆さん、本当にお疲れさまでした!また、この日の活動をサポートしてくださった運転手さん、現地VCスタッフの皆さん、並びに、作業後のわたしたちをいつも温かく迎えてくださるヤマウチの皆さんに心より感謝申し上げます。
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