一般参加者28名+リーダー5名
2012年ラストの活動報告です。
つい数日前までは雪模様だった南三陸町、幸いこの日はお天気が味方についてくれました。時折吹き降ろしてくる突風によろけることもありましたが、12月にしては冷え込みも緩く、体を動かしているとちょっと汗ばむくらい、着ぶくれして臨んだメンバーは、作業開始後間もなく脱衣ラッシュです。
現場は前回と同じ歌津の港地区、わずかにホームらしき形骸の残る陸前港駅の近くです。まずは枯れ草の除去から始め、その後、住居跡地のガレキ撤去を行いました。残された建物の基礎から、とても大きなお家だったことが分かります。コンクリやガラス、石、壁材、瓦、食器などの欠片を拾い上げ、草木の根っこを掘り返し、土を平にならしていきます。リピーターの方が多かったこともあり、細かい分別作業も円滑かつ正確で、指示を待つまでもなく、周りの状況を見て判断しながら、自分の持っている道具が必要とされている場所に自ずから動く、というような見事な分担作業が自然となされていました。そんな調子で、ラスト1分まで時間を無駄にすることなく、滞りなく作業を終えることができました。参加者のみなさんのご感想です。
- 今年最後の活動も、また充実した一日を過ごすことができた。今日の瓦礫のお掃除ではお皿が出てきたが、あぁ、きっとこの家庭ではこのお皿に美味しいお刺身を盛って一杯呑んでいたのかな…なんてことを想像しながら作業した。また来年も参加したい。
- お手洗いをお借りしに仮設住宅へ連れて行ってもらったとき、住宅にいらした方に「今日はどこをやってるの?」と自然に聞かれ、ボランティアというのが地元の方に受け入れられていることをありがたく実感した。
- 仮設住宅というものを初めて目にした。玄関などもとても小さく、4畳2間に2世帯で暮らしているという現状を聞き、まだまだ支援が必要だということを改めて実感した。
- 12月の活動だが予想外に暖かく、今年最後の作業を気持ちよく終わらせることができた。今日やった作業、これまで自分のやった作業が本当に役に立っているという実感はなかなか持ち辛いが、現地のニーズに沿って割り振られた作業なのだから復興のお役に立てていると信じて、今後も継続して参加していきたい。
- 今日は総選挙があり、政権が代わるのかと思うが、政治が変わることで、東北の復興がより早く進むことを願う。被災地の方々にもよい正月を迎えていただきたい。
- 今年の10月から3度目の参加。来る度に、なぜもっと早くから参加しなかったのかと後悔する。何度も来ている人は、以前自分が片付けた場所の変化を見ていて、自分もそんな風に見られるよう継続して参加していきたい。
- 南三陸町の復興のためというのももちろんあるが、毎回、自分の成長のために参加させていただいている。
- いつも参加者の方々の純粋な心と触れ合いながら作業できることに感謝している。みなさんとお話できるこの時間は貴重だと思う。被災地のことを語り合える場所がこのボランティアしかないというのは少し残念だが。
- 今年の3月から参加して、季節の移ろいと、ゆっくりではあるけれど少しずつ変わりゆく被災地の状況をこの目で見ることができ、本当に幸せに思っている。ボランティア同士のつながりというのも、やはりこの活動のパワーの源なのかなと今日改めて感じた。
- 1年近く参加しているが、やはり復興というのは時間の掛かるものなのだということを毎回実感する。世間的にはボランティアの認知度は下がってしまっているが、長期的な献身が今後も必要だと思う。
2012年、桐生災害支援ボランティアセンターでは56本のボランティアバスを出すことができました。震災後から数えると118本、参加者数は延べ4000人を超えました。ここまで継続してこられたのは、本当に多くの方々に数え切れないほどのご支援をいただいたお蔭です。この一年の節目に、スタッフ一同、改めまして、ご協力いただいたすべての方々のご厚情に深謝いたします。
VCスタッフさんやヤマウチ鮮魚店の従業員さんたちに温かくお見送りいただき無事帰桐、翌々日に二十歳の誕生日を控え、今回唯一の未成年参加者だった某N君が、「次回は同意書なしで堂々と参加します!」と言った晴れやかな笑顔がとても印象的でした。
年明け1月は19日と26日の活動を予定しています。みなさまのご参加、心よりお待ち申し上げます。※写真は現地リーダーさんの許可をいただき特別に撮影させていただきました
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