第117回 平成24年12月1日南三陸町
泥かき・がれき撤去等 27名+リーダー2名

 「裏切られる」あまり良い言葉ではありませんが、この日ばかりは・・・
 前日発表された予報は雪、気温2度、風速9メートルと、かなりタフなもので、一同気合を入れて現地に向かいました。ところが見事に「裏切られ・・・」作業開始時は微風、曇天、終わるころには薄日も差し、地形的に風の影響を受けにくい現場であったことも幸いして、寒いながらも終日快適に作業することができました。
 現場は南三陸町の北端、もう少しで気仙沼という港地区で、幅数十メートルという狭小な入り江につながる谷あいの住宅跡でした。塩害を受けた杉からも、地形によって津波がせり上がった高さは明らかで、現場はその最終到達点でした。
 作業はガレキの撤去と分別でしたが、いつもながらの驚かされる仕上がりで、勝手ながら「桐生クオリティー」などと称したいものでした。作業した29人のうち3分の1が初参加の方にも関わらず、リーダーが特段の指示を出さずとも、作業が進むに連れて二重三重にフォローの輪が広がる様子は、おざなりの組織論が色あせるほど有機的かつ効率の高いものでした。
 それだけに皆さんのコメントも熱く濃いものが多く、全ては伝え切れませんが、一部をご紹介します。

<現地の様子についてポジティブな感想>

<現地の様子についてネガティブな感想>

<作業について>

<その他感想>

以上、充実感と爽快感に満ちたコメントを聞きながらの帰路でしたが、立ち寄ったサービスエリアには雪が残っており、あらためて「裏切られてよかった」との思いを強くして帰桐した一日でした。(粟田)


写真をクリックすると大きくなります。























戻る