平成24年11月24日 陸前高田市 足利工業大学33人(生徒29人+教職員4人)+リーダー2人(新井、川田)
今回で7回目になる足利工業大学のボランティア活動ですが、陸前高田市での活動は今回が初めて。
参加してくれた生徒達も、一番多く参加してくれている子で6回目の子(いつも参加ありがとう)もいましたが、大半の生徒が初参加でした。
中には、ベトナム、サウジアラビア、中国からの留学生4人も参加してくれていて、日本人としてありがたかったです。
そんな生徒達が行った今回の作業内容は先週と同じ、側溝内の泥及び瓦礫出し。
(天候 晴れ 午後から風強し)作業場所は、 以前作業した酒造工場の跡地(6月23日の活動報告を参照)から南に約数百メートルの場所。
今では辺り一面、建物が無くなってしまいましたが、作業をした場所の道路は片側一車線、両側には立派な歩道、NTTやJAにも繋がるその道に立っていると、「以前は賑やかな場所であったのだろう」と感慨深いものがありました。
側溝に詰まった泥は場所に寄って、サクサク掘り起こす事の出来る泥のみの場所と、瓦礫等が混ざってスコップがなかなか受け付けない場所とがあり、特に後者の場所を作業するのには苦労しましたが、学生達はがんばって作業をこなしてくれました。
側溝内だけではなく、出された泥の整地作業や、瓦礫の分別、道路に溜まった泥や雑草の除去、仕上げに作業をした場所の掃き掃除など、一人一人がやるべき事をこなして依頼された場所全体をキレイに仕上げてくれました。
学年や学科も違い、今回が初対面同士の生徒も多いなか、協力して作業をしていた姿に「仲間」というものを感じました。
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今回も帰りのバスで生徒達の感想を聞いているので一部紹介します。○ 初めてのボランティア体験だったが、非常に勉強になった。
○ 実際に行ってみると、テレビで見ていた印象とは全然違った
○ いつも良くしてくれている日本の人達の為に、何か出来ればと思った。(留学生)
○ 活動を通じて沢山の仲間が出来た。
○ まだまだ復興には時間がかかると思った。
○ どこに建物が建っていたのかも分からない場所で作業をしていて、被害の規模の大きさを感じた。
○ これからも、こういった福祉活動に参加していきたい。
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参加理由で多くの生徒達が「少しでも役に立てれば」や「岩手の人達の助けになりたい」「どういう所か見て、体験したかった」と言っていました。
彼等が今回、陸前高田に実際に行って「見てきた事」や「感じた事」それらの経験が、これからの人生のプラスになってくれればと思い、そういった事の積み重ねが東北の復興へと繋がっていくのではと思いました。(新井)
(掲載した画像は、陸前高田の状況を一人でも多くの人達に伝えたく、やむを得ず掲載させていただきました。少しでも現地の状況が分かっていただけたら幸いです。)
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![]() 01 朝礼 |
![]() 02 作業風景 |
![]() 03 作業風景 |
![]() 04 作業風景 |
![]() 05 作業風景 |
![]() 06 泥が無くなった側溝 |
![]() 07 作業風景 |
![]() 08 泥のなくなった側溝 |
![]() 09 作業風景 |
![]() 10 お昼休み |
![]() 11 お昼休み |
![]() 12 お昼休み |
![]() 13 綺麗になった側溝 |
![]() 14 綺麗になった側溝 |
![]() 15 集合写真 |