2012年11月17日 陸前高田市

2012年11月17日 陸前高田市 参加者37人+リーダー4人(高橋、金子、井田、新井)

約二ヶ月振りの陸前高田でのボランティア。

二ヶ月前は参加者の人達も夏服でしたが、今回は皆さん防寒対策を考えた姿で集合しました。

陸前高田のボランティアセンターから依頼された作業は、側溝の泥だし。
場所は前回、樹徳高校が作業をした場所を東に数百メートル行った、住宅街の跡地。

重い側溝のフタをどけてみると、中にはギッシリ詰まった泥や瓦礫。
瓦片やコンクリート片の混ざった泥を出すのに、最初は苦労していた参加者の皆さんも次第に慣れて、それぞれの役割分担も出来ていき、見事なチームワークで依頼された側溝をキレイに仕上げました。
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今回も帰りのバスで参加者の感想を聞いているので一部紹介います。

○ 一人だとなかなか出来ない事を、今回は息子と参加する事が出来て良かった。

○ 前回作業した場所がグラウンドになっているのを見て、やったかいがあったと思った。

○ 陸前高田には久しぶりに来たが、少しずつプレハブの商店等が増えてきて、ちょっと変わってきたと思った。

○ 震災の爪跡がこんなにも残っているとは思わなかった。
   自分の目で見て感じた事を家族や友人に伝えたい。

○ 将来また、今日作業した所がどうなったか確認しに来たい。

○ 津波の恐ろしさ、自然災害の恐ろしさをつくづく感じた。

○ テレビでしか見た事のなかった惨状を見れてとても有意義でした。
   現場に赴いて出来る支援と、今住んでいる所でする支援を、これからも考え続けるきっかけになった。

○ どんな状況でも元気で過ごしていられる自分の幸せを、再発見できた。

○ 体にも心にも良い汗がかけた。

○ 今日一日、参加者の皆さんと一緒にいることで、少し忘れかけていた大事な物を思い出せたと思う。

○ 自分に何が出来るかいつも考えていたけど、今回は勇気を振り絞ってボランティアに参加して良かった。

○ 終わった後の側溝が輝いて見えた。

○ 一年八ヶ月経っているにもかかわらずバスが満員になっていて、復興に携わろうと思っている人が沢山いることを改めて実感した。

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現地のスタッフの方が朝の説明で言った話では、今回作業をした場所もいずれは嵩上げのため盛り土をするとの事です。
ただ、今あそこに住んでいる人達が、その道路を生活するために使っていて、雨が降ると冠水して酷い所では40センチ程になるので、少しでも水はけを良くするために作業を行って欲しいとの事でした。

復興支援ボランティアは、その時々、場所や状況によって求められるニーズが変わります。
参加した人達や自分達スタッフも、そういったニーズに応え、現地の人達の手助けを少しでもしていければと思いました。

(新井)

(掲載した画像は、陸前高田の状況を一人でも多くの人達に伝えたく、やむを得ず掲載させていただきました。少しでも現地の状況が分かっていただけたら幸いです。)

 

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10 山はすっかり紅葉
山はすっかり紅葉
11 朝の朝礼の挨拶にて
朝の朝礼の挨拶にて
12 作業風景
作業風景
13 作業風景
作業風景
14 作業風景
作業風景
15 作業風景
作業風景
16 休憩中の風景
休憩中の風景
17 作業後の風景
作業後の風景
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