2012年10月14日(日)南三陸町 一般参加者32名+リーダー5名
桐生駅に着いた時は肌寒く南三陸はもっと寒いのだろうと思いましたが、現地では日差しは暖かく風はひんやりと活動しやすい天候に恵まれました。
今回は五日町という場所での泥あげ・ガレキ撤去の活動を行いました。
活動場所の五日町は海が近くほとんどが津波の被害によって基礎を残して流されてしまっており、津波によって運ばれた土砂やガレキが一面を覆っています。活動場所に着いた時はどこから進めていいのかわからず指示がいたらないところもあったのですが、皆さんそれぞれが自分のやるべき事を見つけスコップやツルハシを使い作業を進めていってくれました。作業していると生活用品なども多く出てきて、この前まで生活していたという状況がわかり津波で一瞬のうちに日常が壊されていったのかと思うと悲しい気持ちになります。目標が立てにくい場所ではあったのですが、結果家二軒分をキレイにする事ができました。37名で家二軒分というと少ないと感じますが、楽しく活動できた事とまだまだ長い支援が必要だなと感じる事が次への活動に繋がっていくのだと思います。活動場所は防災対策庁舎から近く、ひっきりなしに人が訪れていました。防災対策庁舎を何度見ても胸がしめつけられ震災を風化させてはいけないという思いが強くなります。
ボランティアセンターに向かう途中塩害の被害にあった木が伐り倒されていました。志津川病院やサンポートは取り壊され景観がどんどん変わってきましたが、新しくなる町に嬉しくなる反面震災の悲惨な状況が忘れられていくのではないかと不安にもなります。秋晴れの空の下初参加の仲間や経験豊富な仲間と活動でき、「被災地の人と気持ちを共有したい」「小さな一歩が大きな一歩になれるといいなと思った」「今回ばかりじゃどうにもならないと感じた、長期的な支援が必要」など沢山の感想をもらいこれからも継続的に活動を行っていかないといけないと強く感じました。
皆さんこれからもよろしくお願いします。そしてお疲れさまでした!
上信観光の運転手さん長時間の運転ありがとうございました!
ヤマウチの皆さん差し入れとお見送りありがとうございました!※写真は現地の方の許可を得て撮影させてもらっています。 (井田)
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