埼玉県立熊谷西高等学校57名(教職員2名)+金子、小野里、その他)
第3回目となる熊谷西高校です。
1回目は野球部、2回目はバスケットボール部でした。今回は柔道部、バーレーボール部、ダンス部、そのほか募集に応じた有志生徒という構成です。今回の作業現場は志津川の竹川原。作業内容は瓦礫の撤去と、家の基礎の掘り出しです。
参加してくれた生徒の中に1名、別のボランティアバスで石巻市へ行った事のある生徒がいましたが、その他は、スコップを持つのも初めてという生徒ばかりでした。
ですが、志願して参加した生徒が多かった事もあり、全体に士気は高く、最初はぎこちなく、見よう見まねで進めていた作業も、時間を追うごとにスムーズに連携が取れるようになってゆきました。
土砂を運び出す1輪車が足りない時はバケツに土砂を詰め、女子生徒が掛け声を合わせてリレーで運び、ハンマーやツルハシを持った男子生徒が、コンクリートやアスファルトの塊を、運び出し易いように砕いて周ってゆきます。今回、秩父から熊谷まで通学しているという生徒が10名ほどいたため、熊谷駅発の秩父行最終電車にできるだけ間に合わせたい、という学校側からの要望がありました。親御さんから生徒を預かっている学校の立場としては、無理からぬ要望です。そのため、作業終了時間について現場リーダーと特別の交渉を進めていたのですが、当の生徒の側から、
「せっかく来たのだから、とことんやって帰りたい」
と声が上がりました。
帰宅の際、親御さんが車で迎えに来る生徒を集め、乗合で帰れるよう相談し、作業続行。終日強い日差しが照りつける中での作業でしたが、声を掛け合い、力を合わせ、全員くたくたになって作業を終えました。
次回の活動は8月25日土曜日岩手県陸前高田市になります。
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![]() 01 瓦礫の撤去 |
![]() 02 家の基礎の掘り出し |
![]() 03 最初はぎこちなく |
![]() 04 全体に士気は高く |
![]() 05 運び出し易いように砕いて |
![]() 06 1輪車が足りない時はバケツに土砂を詰め |
![]() 07 埼玉県立熊谷西高等学校57名(教職員2名)+金子、小野里、その他) |