2012年8月7日(火)<南三陸町>

足利工業大学(学生4名+教職員4名)+引率2名

足工大はこれで6度目の参加です。「参加者8名のみ」と聞いた時は正直驚きましたが、その顔ぶれを見たら、これまでもう何度も参加してくれているメンバーばかり、かえって少数精鋭で抜群のチームワークを発揮することができました。
現場は南三陸町細浦。愛知県から参加した高校生の団体と一緒に側溝の泥を掻き出す作業をやりました。震災以来の泥に加え、この前日の豪雨ですぐ脇の山の斜面が崩れ、側溝を塞いでしまったのだそうです。ちょうど角スコップがすっぽり嵌るくらいの幅の溝ですが、かなりの距離があり、ところどころぬかるんだ泥は重く、それを掻き出して集積場まで運ぶのはかなりの重労働でした。しかしそこは少数精鋭のチーム足工大、側溝での作業もすでに経験済みですから、慣れた様子で要領よく、しかも非常に丁寧な仕事ぶりでした。
今回の現場には、わたしたちの作業中、最初から最後までずっと依頼主の方が付き添ってくださいました。「遠くからわざわざありがとうございます」と何度もお礼を仰って、お昼にはキュウリやミニトマト、それに自家製の自然薯のパン(石巻の道の駅『上品の郷』で購入できるそうです)などを大量に差し入れてくださいました。始終ニコニコとわたしたちの作業する姿を見守っていらっしゃいましたが、お話を伺ったら、あまりにも多くの大切なものをこの震災で喪失されたことを知り、絶句しました。そんなご心痛やご苦労を抱えている方が、「ボランティアさんを頼んだのは今回が初めてなんですよ。なんだか申し訳ないような気がして…」と仰るのには実にいたたまれない気持ちになりました。
午後になると徐々に空が曇り、ポツリポツリ降り出したと思ったら間もなく驟雨、予定時刻をやや繰り上げての終了となりましたが、そんな中、依頼主さんは傘もささずにわたしたちのバスに手を振って見送ってくださいました。
学生さんたちの感想でも、依頼主のご夫婦が現場にいらっしゃったことで、言葉を交わしたり気持ちを共有したりできたことがとても嬉しかった、という声が多く聞かれました。
お父さん、お母さん、ありがとうございました。
また、いつもわたしたちを温かく迎えてくださる南三陸町VCスタッフの皆さん、そして、わたしたちの活動を支えてくださるほっトイレのNさん、上信観光の運転手さんにも心より感謝申し上げます。
足工大の皆さん、お疲れさまでした。皆さんのお蔭でチームワークの大切さを再認識することができました。次回の参加もお待ちしています!

※写真は現地VCスタッフさんのご指導のもと特別に撮影させていただきました

 

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01I 側溝での作業もすでに経験済み
01I 側溝での作業もすでに経験済み
02 愛知県から参加した高校生の団体と一緒に側溝の泥を掻き出すIMG_3372-2_R
02 愛知県から参加した高校生の団体と一緒に側溝の泥を掻き出す
03 ところどころぬかるんだ泥は重く
03 ところどころぬかるんだ泥は重く
04 非常に丁寧な仕事ぶり
04 非常に丁寧な仕事ぶり
05 掻き出して集積場まで
05 掻き出して集積場まで
06 運ぶのはかなりの重労働
06 運ぶのはかなりの重労働
07 こんな珍客もわたしたちの作業を見に来ました
07こんな珍客もわたしたちの作業を見に来ました
08 足工大の皆さん、お疲れさまでした
08 足工大の皆さん、お疲れさまでした

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