2012年7月28日(土)<陸前高田市> 一般参加者31名+リーダー3名
陸前高田市の小友町という場所で側溝(農業用水路)の泥かきを行いました。とても暑く日陰がない場所での作業でした。この場所は広田湾と大船渡湾の両方からの津波がぶつかり合った場所。両側からの津波で大きな被害を受けた場所です。地元の方の話によると津波がぶつかりあった時ものすごい音がしたそうです。近くにはJR小友駅があり津波で全壊してしまい看板だけが残っていて線路もところどころなくなっていました。作業した場所一帯は広大な敷地でなにもなくなっていました。雑草も多く作業場所の側溝に行くのも大変なくらいでした。
今回一人が余裕で入れるくらいの幅の側溝を34人で作業をしました。途中何度も休憩をはさみ熱中症に注意をしながら協力して進めていきました。始めは側溝の8割くらいが泥で埋まり足場が不安定…水が流れているのでせっかくすくった泥がスコップから流れてしまうこともありました。ですが掘り進めていくとスコップがコンクリートにあたり底がみえてきました。底がわかるとどんどんやる気がでてきて、暑さにも負けず終了時刻になる頃には最初やっていた位置からはだいぶ低い作業位置になりました。全部やりきる事はできませんでしたが、次のボランティアの方への引継ぎは充分できたと思っています。参加した皆さんお疲れさまでした!
帰りに南三陸のさんさん商店街で開催されていた復興市の夏祭りに寄りました。普段行っているさんさん商店街より更に活気がありました。ハッピ姿の男性や浴衣姿の女性、家族連れなどたくさんの人でにぎわっていました。その姿に私たちまで元気をもらうことができました。
上信観光の運転手の方長距離運転ありがとうございました!
みなさんの感想です
- 団体の力は大きく、達成感のある作業ができた
- いまだ壊滅状態の鉄路を目の当たりにして、改めて、自分にできることは何だろうと考えさせられた
- 広大な敷地を見れば自分達のやった事はわずかだが、これからもコツコツと継続して参加していきたい
- 初めて被災地に行き、これから復興までに何年かかるのだろうと思った
- お祭りをしているさんさん商店街に寄り、地元の方の笑顔が見られて、また来たいという気持ちになった
(井田)
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![]() 01水路の泥かき |
![]() 02農業用水路です |
![]() 03暑く日陰がない場所での作業 |
![]() 04側溝の8割くらいが泥 |
![]() 05足場が不安定 |
![]() 06底がわかるとどんどんやる気がでて |
![]() 07皆さんお疲れさまでした |
![]() 08一般参加者31名+リーダー3名 |