2012年6月17日(日)

宮城県南三陸町志津川竹川原 作業内容 用水路及び、その周辺の瓦礫撤去

 

参加人数 一般参加者21人(約三分の一が初参加。学生三名)+リーダー5人(高橋、金子、長谷川、小野里、新井)

東北地方も梅雨に入り、現地の天候が心配でしたが、行きの高速道路で降っていた雨も我々が南三陸町に入った段階ではすでに止んでいました。
曇り空の中で始めた作業も昼頃からは晴れて、終わった時には日焼けをした参加者も多かったほど、良い天気に恵まれました。

作業をした場所は、前日の桐生のボランティアが作業した所と同じ「丘にある元住宅地」でしたが、作業内容は前日と違い「用水路の瓦礫拾い」がメインでした。
この場所のすぐ上には仮設住宅や、被害にあっていない家等があり、そこに住んでいる人達が毎日見て通る場所だと思い、その人達の為に「少しでも、この場所をキレイにしたい」という思いで、参加者全員作業に臨みました。

距離として約200メートルはあるその「用水路」には、上流に向かうほど雑草が生い茂っていたので、先ず別グループの人達が草刈りをやり、その後を我々が瓦礫拾いや、刈られた草を集めていきました。
用水路からは、コンクリートの束石や瓦、外壁の破片、サッシの枠等といった建築材はもちろん、ラジカセやエアコンの室外機といった家電品。コップやお皿、包丁といった日常品等が転がっており、この場所が住宅地だった事や、津波の前には「当たり前の日常」がここにあった事を作業をしながら改めて感じ、小高い丘から見下ろす、何も無くなってしまった南三陸町の街と、その先に広がる海には、いろいろな感情が込み上げてきました。

今回も参加者の皆さんに感想を頂いたので、その一部を紹介します。

「いつか来たい来たいと思っていたので、今日は大変勉強になった。」

「作業をしていて、結婚式の写真を見つけられた。そういう思い出の品等を探せるのは、私たち手作業で行うボランティアだけなんだなと実感した。」

「骨らしき物を見付け、改めてここは被災地なんだなと認識させられた。」

「初めての参加で、自分の力を出せずに終わった気がする。次回来たら頑張りたい。」

「いろんな人達と一緒に仕事をしたり多くの事を学べたので、参加して良かった。」

「被災地はテレビを通してしか見た事がなかったので、実際に見て凄いなと思った。」

「土を掘っていると、一年前まであった日常が自分の前に浮かびあがってくるみたいで、一年の長さと、それでもまだ動きだせない短さを感じた。」

「南三陸町のボランティアセンターの方にも[桐生さん]と認識されているほど信頼関係が出来ていて、続けている事の大切さを感じた。」

「半年ぶりの参加にも関わらず、作業自体は大きく変わっていないと思ったが、半年前、一年前にはいなかったミミズ等の生物を今日は見付けられて、自然が再生しているのを感じた。」

今回、海外出身の方が四名参加してくれました。
その方達がこんな事を言ってくれたので最後に紹介します。

「日本の人達に親切にしてもらったので、今度は自分が恩返しをしたい。」

その言葉を聞いて、本当の意味での「絆」を感じ、そういった気持ちが「復興」へと繋がっていくのだと感じました。(新井)

※画像は現地のボランティアリーダーに許可を得て撮影させてもらいました。
現地の今の風景を、1人でも多くの人に伝えたい気持ちの上で掲載した事を御了承ください。

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