12月11日 宮城県南三陸町戸倉 瓦礫の撤去・分別作業

 
12月11日(日) 一般参加者12名+リーダー3名

 震災から9ヶ月経った皆既月食明けのこの日、海からは冷たい風が容赦なく吹き付けて、前日にも増して寒さが骨身に応えるなかでの作業となりました。
 現場は戸倉です。われわれが9月18日にお手伝いさせていただいた現場からほど近いところにある住居跡の瓦礫撤去・分別を行いました。まだ大きなコンクリの塊なども転がったままの地域で、一部重労働でもありましたが、それだけに、ボランティア活動の継続の重要性を痛感した一日でもありました。皮膚の感覚もなくなるような寒さのなか、参加者の皆さんは一様に地面を見つめてゴミや瓦礫、ガラスの破片等を取り除く作業に徹してくださいました。瓦礫を除けた下から幼児用の可愛らしい白いドレスが出てきた時には、胸がつまり言葉になりませんでした。
 南三陸町でも、土曜日に較べると、日曜日はボランティア数がぐっと減ります。たしかに、肉体的な疲労を残したまま翌日また仕事なり学業なりへ戻るのはきついものです。それを押して参加してくださった皆さんには心より感謝いたします。特に、土・日と連日参加してくださったAさんとOさん、ありがとうございました!
 桐生災害支援ボランティアセンターでは、年明け1月にも活動を続行いたします。詳しくは → http://kiryu-csw.net/index.php?id=10 (社協HP)皆さんのご協力をお待ちしております。また、ご参加くださる際には、防寒対策を十二分にも準備されますようお願いいたします。


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